コロナになりまして(8)ワクチン編

症状も軽快になり、部屋の中で軽く運動した。

いつも週に一度クラブに行っています。ところがコロナに罹患し病院や保健所などとやり取りしていて欠席連絡を忘れていました。クラブの欠席を連絡しなければと思っていたら、LINEが来ていました。なんとお仲間の一人がコロナということで休みにしたいということでした。話してみるとなんともう一人もコロナでお休みとか。3人が自宅療養ということになってしまいました。

なんと不思議なことに6人中(全員4回目のワクチン接種済み)3人がコロナ罹患なんです。ワクチン接種をちゃんとやってても罹患率は50%なんだということがこの時分かった。重傷者はなさそうですが何とも低確率なワクチンだなーと思いました。

過去の自分のワクチン履歴をいうと、現役時代はインフルエンザワクチンを接種してもインフルエンザになっていた記憶です。効果ないからとワクチン接種をやめてたら全くインフルエンザにはりませんでした。それどころか普通の風邪にもなりませんでした。現役引退後は見事100%接種しないでインフルエンザにも風邪にもなりませんでした。ところが「成人用肺炎球菌ワクチン」とかいう、生涯に1回だけという肺炎ワクチンを打った時は激痛とすごく腕が腫れ(塊のように膨れ上がり)ました。

そして今回です。僕の体だけ(特異体質)かと思ったら、今度は同時に3人(6人中)。それにSNSでは副反応という問題点が指摘されている。薬害の話は昔からある。ヒ素ミルクやサリドマイド児など子どもながらに記憶がある。それに最近は昔から日本人が食べていない小麦や牛乳などは体に良くないという説も。癌の素とまで言われる。小麦は「うどん」の材料でしょう?昔から日本人が食べてるんじゃないの?輸入小麦がダメということかな?

こうなると『自分の免疫力だけが頼りで、それでダメならそれが寿命』という哲学のもとに生きていかないといけないような気もする。

コロナになりまして(7)

昨日県の支援サポートから電話がありました。毎日のレポート報告の最後になんでもいいから書きたいことがあればコーナーがあるので、「快調なんだけど薬はやめちゃいけないの」と質問しました。すると「症状が良くなったら投薬はやめてもいいです」という返答を電話でいただきました。その時ついでにいくつか質問してみました。

  • 投薬は自分の判断でやめてもいいんですね?
    「あなたの場合は症状が普通になっているので止めてもいいです。」
  • 通常生活にはいつ戻れますか?
    20日発症ですから、30日で自宅療養は終わりです。31日から普通の生活に戻れます。」
  • 仕事に戻るにあたって、陰性証明は保健所OR病院へ行けばいいですか?
    陰性証明は出ませんPCR検査や抗原検査をすれば結果は陽性になります。だから陰性証明は出ません。コロナになると陽性になり、「10日の療養期間を経過してもウイルスはあり陽性になりますが人に感染させることはありません」という考え方です。ですから通常生活していいですが、陰性ではありません。でも人を感染させることはありません。」

何かいい加減な判断だなーと思った。そういえば陽性だと言われた時も「オミクロン株なのかどうかの判断はできない」といわれた。とにかく陽性→10日の自宅療養→毎日ネットで状態確認→異常があれば対応、なければ10日です。

ただ軽快状態になってから3日何です。10日以内に軽快になれば10日で、9日目になっても軽快にならなければ軽快になってから3日経過する必要があるようです。この判断が難しいというより、考えがわからない。10日たたなくても軽快状態になって3日過ぎればOK の判断なら分かるのですがね。僕がアホなのかもしれないが理解できないですね。

コロナになりまして(6)

食料が届いて体調も快調基調。そうなると、一安心というより「じゃあどうするの」って感じになる。まあやることはあるので仕事が休みであれば普通嬉しいが、その間の給料は出なくなる。年金生活者としては薄給とはいえ仕事に出られるかどうかは大きい。

そこで初めにもらったチラシを読み返してみた。

不思議な記述は、僕には理解ができない。頭が悪いのか、記述そのもの問題なのか。

  • 療養期間解除というのは「療養を終わって普通行動をしてもよいのか」
  • 「発症日から10日間経過し」という前置きはあるが、「軽快後3日で療養終了」とある。
  • 例1と例2では軽快後4日という病後期間がある。これはどういう日なのだろう。このことは電話で質問したが、「軽快後3日たっても10日間は療養期間ことになっています。陽性反応後、数日後に軽快になっても10日を過ぎなければ終了にはなりませんので、お願いします。」「これ、おかしいですよね。軽快になっても何日も自宅療養が続いたり、軽快になったらその日のうちに自宅療養が終了したり?ちぐはぐじゃあないですか?」「でも、10日間は療養期間になっていますので・・・」とひ弱な返答。多分対応者も困惑していたのでしょう。

 

終了日は抗原検査をして陰性となった時からでいいのでは。病院で検査しているものは病院で検査してもらえばいい。医療逼迫とかいうが噓をついて報告し医療逼迫を煽っている都知事もいる。感染者数を増やして危機感をあおり、自分(首長)のパフォーマンスのために少しでも「自宅療養者」を増やしたいためのではないのか疑ってしまう。

コロナになりまして(5)

一人暮らしで自宅療法で外出不可となれば=食料難民となる。買い物をして4・5日過ぎれば食糧不足になる。冷蔵庫の中はだんだん空白が目立つようになる。県からは「2・3日たてば10日分の食料が届く」という話だったが25日現在送付されたとかの連絡もない。アマゾンなんてその日に注文受けました→その日か次の日に発送(遅れる場合が少ない)なぞの、動きがわかる工夫がある。無しのつぶてはつらいものがある。出前を取ると金銭の受け渡しが必要になる。人に頼んでも同じだ。とにかく触れてはいけないゾンビのような存在なのだ。

25日昼ごろインターフォンんで「県からの配送です」とか。玄関に置き配しておきますから」との話。ヤッター食品が届いた(ちょっと発送時に電話があるとの事だった)と思ったら、「パルスオキシメータ」なる指先で血中酸素を測る機械だった。それに体温計がついているようだ。体温計は先日か行けたばかりで必要なしなのだが。パルスオキシメータも「いらない」と言ったら「若い人はいいけど高齢者は・・・」てな感じだった。

メンドクサ!。それよりも食料がなくなりそうだ。ネットのアマゾンを食料品を探していた。吉野家の牛丼がいいかな、でも最低でも10食入りみたい。50食とか60食なんて一人暮らしには大量すぎるよ!

とそこへインターフォン。また「県から」との事。今度は食品か!今度は結構大きめな段ボール入り。早速開封してみるとお宝がいっぱい!

年寄りの一人暮らしで、コロナになって初めて至福の時が訪れた。見るとレトルト、インスタント系が多い。これは助かるよなー。ティッシュからトイレットペーパーまで。そうだよな今家では余ってるけど、場合によっては必要かも。見ると結構考えられて組み合わせてあるようだ。(男の一人暮らしにナプキンは必要ないですが)

その日の夕食は残りのレトルトカレー2食分の1つを消化するところだった。吉野家の牛丼を探していたので、さっそく牛丼を作って食べた。生き延びた感じだ。2類だからこういうのもただとのことだ。これならコロナと戦えそうだな。初めて安堵感を味わった。

コロナになりまして(4)

県の「自宅療養支援チーム」から連絡が来た。これって答えるのが必至なのである。昨日「返答がないと電話をしそれもないと警察で本人捜索になります」的なこと言われてた。コロナになって自宅療養をしないとそれは犯罪者扱いになるようだ。

これ見てびっくりだが日本語のページは開かなかった。タガログ語(フィリピン?)を開くと日本語とタガログ語併記のページに飛び、そこで入力ができるようになっている。ところがこのページ実に分かり難い。フィリピンやポルトガルへの配慮はよいとしても英語がないのは???

●文字が大きすぎて質問が画面いっぱいでスクロールしないと読み切れない。日本語よりタガログ語優先なのだろうが、入力するところの文字は1/4ほどの大きさで色も薄い。入力箇所が分かり難くスマホでは操作がしにくいんだが。日本語がシステム障害なのなら英語の方がいいだろう。タガログ語は分からないがこの文に入力説明があるのだろうか。

●Q2は測定時間だが体温測定は7:30にするようにはっきり言われています。「必須」と大きく書いてあり7:30と書いてあります。しかし入力が終わったらチェックを入れないと入力したことにならないようなんです。全入力を終わって確認すると「未入力項目あり」ではじかれる。何度やっても・・・結局は入力してから〇をタップして◎(なかは塗りつぶし)にしないと未入力と判定されるようだ。実に厄介で訳が分からない。支援チームに電話して「入力しています」と話してもエラーになる。向こう側も困っているようだ。いろいろ試してチェックを入れたらやっと通過した。

僕のスマホの使い方が悪いのかもしれないが、一般企業のネット通販やアンケートなどと違って操作方法が分かり難い。こういうフォーマットは誰が作っているのかわからないが「どこかに丸投げ?」していて検討がないんだろうなと思う。

まあ、やっと自宅療法ができるようになった気がする。

コロナになりまして(3)

次の日23日(保健所?)から電話がありました。まあ病院でもないし、医師でもないのだから、そうなるのかもしれないが、いわゆる病状というかそういうものを聞かれた記憶があまりない。住所・氏名・生年月日などの本人確認(多分病院からの報告との照らし合わせなのだろう)がこまごまとあったような記憶だ。自宅療養での過ごし方等、それは休みが10日続く、簡単に言うと外出厳禁それ一択です。日常がほぼオタクですから、スーパーへの買い出しがなくなるのは、食べるものがなくなるということです。

一番の心配事。それは「一人暮らし」→「外出禁止」→「食料のストックがなくなったら」

そのことを話すと「出前を取るとか→近所の人に買ってきてもらうとか」との事。でも、それってお金の授受があるから接触の可能性が出るのではと話すと「食品を贈ります」との事。置き配になりますので事前にスマホにTELありますからとのことでした。そして一番肝心なことは

「明日から9:30にSMSが届きます。それに答えてこちらへ送信してください」とのことでした。「SMSというのはスマホを持っていること前提じゃん」ということで不思議に思った。この間病院へ行くにも薬をもらうにもスマホありきでの話である。スマホじゃあ操作がめんどくさい。PCの方が個人的にはいいんだけどなー。これスマホ持ってなかったらどうなるんだろうねえ?

まあ、なんとなく電話は終わり。孤独な闘い(何もすることがない。何もやる気がない倦怠感との戦いが始まる)。Blogは無理やり何かをするということで「負荷をかける」「何かをヤッター感を得る」という自己満です。

コロナになりまして(2)

22日(月曜日)は仕事がある。ここからコロナ発覚の話になる。

  1. 朝起きると昨日に増して体がだるい。会社の始める8時半電話で「体調不良で今日は欠勤する旨を伝える」
  2. 9時かかりつけ医に電話をして症状を伝える。いつもは歩いて行く病院だが「車で来てください」とのこと。一般患者と一緒にしたくないからとの事のようだ。駐車場も裏へつけてくれとの事。
  3. 看護師による問診。
  4. 医師による抗原検査。「陽性です。」との事。薬は「エトドラッグ(腰の鎮痛用)・イルソグラシン(胃腸用)を使っているが、ロキソニンもある」と話したら「ロキソニンにしなさい」との話。後は役所から電話があるからその指示に従うようにとの事

抗原検査陽性と聞いて、これまで他人事だと思っていたコロナがいよいよ自分の身に降りかかろうとは!プーさんウイルス爆弾に被爆した」

その日のうちに市から電話があった。

  1. 20日に発症、30日まで療養、31日から通常の生活に戻る。
  2. それまで外出不可
  3. 「一人暮らしなのでスーパーなどの買い出しはいいですか?」と聞くとそれも不可。明日、県から電話があるのでその時に話してください。対応してくれるはずです。」との事。

何やら陽性=感染者=悪者的な雰囲気だ。今まで年金生活者にとって無職状態だから金銭的には変わらない=病気になるだけの違いと思っていました。しかし外出不可、それも10日間連続というのはちょっと異常な心境。昨年の入院種々とは違うが、すべてを一人で背負わなければならない。10日間の孤独生活というのは最悪(最善なのかも)孤独死もあり得る。引きこもりから孤独死までの流れがひしひしと襲ってきます。

昼食後薬を飲むとなんとロキソニンは4錠しかない。もっとあると思っていたが?午後の開診を待って病院に電話。病院では着いても中へは入れず車から電話(今はスマホがないと病気にもなれない。スマホのない人間はどうすればいいのだ?!)。どう処方されるのかは分からず、症状だけ述べて「隣の薬局からの電話を待て」との事。いつもより相当待たされる。15分以上はかかる。エアコンは入れないと暑いし、エンジンをかけっぱなしで車内待機というのはつらいものがある。やっと電話がある。

薬の説明(と言っても薬を見てるわけでもないので、)何か切実感はない。通り一般の説明を聞き流すだけ。そして肝心の薬と受け渡しお金の話。とにかく人の手を介さない工夫というか殺伐たるやり取りになる。「薬は外の白い箱に置いておきますので持って行ってください」「あのー、お金の支払いは?」「コロナの薬代は負担はありませんので」「それって無料?ってこと」「はい、そうです」なんかありがたいというより、隔離されているという疎外感の方が強い。こういうやり取りというのは、感染しないというよりも人に不安感を抱かせるという妙な感じを受ける。孤独というというより、孤独へと無理やり追い込まれるという感じかなー。