愛車遍歴(4)

鈴木カプチーノ。こんな車を買うことはほとんど考えてもみなかった。

しかしCR-Xのサンルーフ(外へ飛び出すのがかっこいい)周りから雨水が流れず(途中のAピラーにゴミが詰まったとかで)室内が雨漏り状態になった。これは結構めげたなー。一応修理はできたがこんな状況は想定外だった。そして車検も近づき、何やかやがいろいろあって(仕事上のイラつきを払拭したいというのもあって)車の買い替えを決めた。

買い替えた車は鈴木カプチーノという軽自動車。値引きはできないとのことで代わりに査定が3万円?高くなった。一応ステアリングは持ち込み(PERSONAL)でボス込み。それにシフトノブをNARDIに交換してもらった。この車、軽とはいえなんと22年間も乗った。自損事故でバンパー交換に数万円と言われたこと、登坂車線で二速5000回転以上回さないとよけてくれたトラックを追い越せない。うるさいし燃費が悪くなる。結果20ℓのタンクでは毎週給油しなければならない。経年変化でシートの表皮やバネがヤレてさすがに困った。それで22年で手放すことにした。手放して10年近くになるが、なんとこのカプチーノ結構な高値がついていますね。残念!

【 良かったところ 】

  1. 軽は小さく取り回しがすごくいい。パワステはなく重ステだがちょうどいい重さだと思う。ステアリングを変えたのも正解。ただ本革は感触はいいが耐久性が劣る。NARDIのシフトノブは感触はあまりよくなかった(はずれ)
  2. 小さく恰好いい。「古さを感じさせないね」とよく言われた。オープンにするとさらに格好いい。
  3. ハードトップであること。

【 嫌だったかったところ 】

  1. オープンにするのにすごくめんどくさい。(一人でもできるのはいいのだが)そのうちハードトップはつけたままになって、ガタツキ音が目立ってきた。オープン構造でも、実用性のないオープンになってしまった。
  2. ステアリングを変えたのは正解。確かに皮とプラスチックでは皮がいいが、22年間も乗ると皮はヤツレガ激しい。雨で手が濡れていると一度拭いてからでないと握れない。皮用のクリームなどを塗ってもすぐに手触りが悪くなる。しかし35㎝という径はこれがちょうどいい径だと思う。
  3. そのうち色は剥げてきて全塗装したがこれはラッキーだった。なんと軽とはいえ5万円だった。後で聞くと新しい塗料とかで一度試しをしたかったとか。5万という金額は正直(でもそれってやる前に話しておくべきじゃなかったの?と思う)安い。特に不具合も気になるところもなかった。
  4. なんと軽の税金が上がった。(〇年以上の車は税が上がるとかでこれも手放す理由になったが、
  5. 3気筒エンジンは信号待ちでもシフトガブルブルふるえる。如何にも安っぽい。最近のヤリスもBMWも3気筒を出した。3気筒の良さというのは何なんだろう。

お金がないというnもあるが、22年間も乗り続けたというのは、この車の魅力が失せないということだろう。先日中古車情報を調べていたら200万というものまであった。2台持ちをするような場所もないため諦めざるを得ないのだが、電気自動車の台頭(多分に政治的)など、自動車界も戦闘状態に入っていると思う。