コロナになりまして(5)

一人暮らしで自宅療法で外出不可となれば=食料難民となる。買い物をして4・5日過ぎれば食糧不足になる。冷蔵庫の中はだんだん空白が目立つようになる。県からは「2・3日たてば10日分の食料が届く」という話だったが25日現在送付されたとかの連絡もない。アマゾンなんてその日に注文受けました→その日か次の日に発送(遅れる場合が少ない)なぞの、動きがわかる工夫がある。無しのつぶてはつらいものがある。出前を取ると金銭の受け渡しが必要になる。人に頼んでも同じだ。とにかく触れてはいけないゾンビのような存在なのだ。

25日昼ごろインターフォンんで「県からの配送です」とか。玄関に置き配しておきますから」との話。ヤッター食品が届いた(ちょっと発送時に電話があるとの事だった)と思ったら、「パルスオキシメータ」なる指先で血中酸素を測る機械だった。それに体温計がついているようだ。体温計は先日か行けたばかりで必要なしなのだが。パルスオキシメータも「いらない」と言ったら「若い人はいいけど高齢者は・・・」てな感じだった。

メンドクサ!。それよりも食料がなくなりそうだ。ネットのアマゾンを食料品を探していた。吉野家の牛丼がいいかな、でも最低でも10食入りみたい。50食とか60食なんて一人暮らしには大量すぎるよ!

とそこへインターフォン。また「県から」との事。今度は食品か!今度は結構大きめな段ボール入り。早速開封してみるとお宝がいっぱい!

年寄りの一人暮らしで、コロナになって初めて至福の時が訪れた。見るとレトルト、インスタント系が多い。これは助かるよなー。ティッシュからトイレットペーパーまで。そうだよな今家では余ってるけど、場合によっては必要かも。見ると結構考えられて組み合わせてあるようだ。(男の一人暮らしにナプキンは必要ないですが)

その日の夕食は残りのレトルトカレー2食分の1つを消化するところだった。吉野家の牛丼を探していたので、さっそく牛丼を作って食べた。生き延びた感じだ。2類だからこういうのもただとのことだ。これならコロナと戦えそうだな。初めて安堵感を味わった。