コロナと一人暮らしと認知症

後期高齢者となってコロナになって一人暮らしとなると、かなり辛いものがある。

まず一つはコロナという人類史上初めての世界的な規模の感染症である。インフルエンザと違って、外出不可となってしまった(ここでは2類か5類かは別にする)。一人暮らしということは他の人と接触することはないので感染させることはなくなるが、10日間一人暮らしというのは結構つらい。一応家はあるので電気水道ガスは何とかなるが、まずは食料のストックが10日分もはない。米はあるが野菜類などが保存のきく玉ねぎのみでピーマン・ナス・魚肉類がない。一応県の自宅療養支援チームが対応してくれましたが相当つらかったです。いつもの食事との違いが、意外と”楽しくない食事”になってしまうのです。日常の食事はある程度限られますが、習慣化された食事はそれが良くなってきているんですね。

10日の療養生活が終わるにあたって「陰性証明が欲しいが」と話しましたが「PCR検査ですか?やると陽性で出ますよ。ただこの陽性?は人に移す可能性がないということで自宅療養を終わるという判断ですから」とのことでした。

食事以外ではそれまで通院していた整形外科(腰痛で週2回リハビリを受けていた)ができなくなった。週に2回程度でも少しずつ回復してきていたので、ちょっと困った。しかし体温が38℃もあったときは食事も進まず、腰痛を考える余地もなかった。ただのどの痛みは結構強く、痰があり、肺炎の心配はあった。そのために「パルスオキシメーター」なる血中酸素を図る指先につける計器が貸与された。初め入らないといっていたが、毛中酸素が低下すると肺炎になるからと言われ、毎日測定していた。後になって調べてみると、コロナの肺炎での臨終は酸素不足で相当苦しくなるようだ。心肺維持装置ECMO(エクモ)を使用するとの事。今まで分かっいたようで、全然わかってなく、一応理論的な対応はできているようだ。ただコロナやワクチンが医師や薬局が儲かる仕組みになっていることだけは間違いなさそうだ。

当初今回のコロナは高齢者に重傷者や死者が多いそうだ。高齢者は多すぎる。多分中国も「一人っ子」政策のつけで高齢化社会になっているようだ。そこで高齢者の人口比率を避けるためには、高齢者が死亡するようなウイルスが必要だったのだ(これは世界的な需要かもしれない)。そう考えると、多くの認知症患者(これはCO2以上に問題だと思う)がどんどん増えていく、そしていつか自分もその仲間になると考えると、とても身近な問題だ。