このところ世界中でEV車問題が起きているようだ。ことは地球環境問題(温暖化→CO2排出問題→ガソリン自動車をやめて電気自動車にする)に発する。しかしこれは多分に日本潰しトヨタ潰しという政治的な問題だと思っている。お調子者の日本政府も2050年までにCO2=0宣言を出してしまった。
中国では電気スタンド不足で大渋滞とか?ヨーロッパでは今になってトヨタのハイブリッドが見直されているとか?いち早くEV1本への変更を決断したHONDAはどうするんだろう?何よりもこんなに性急にEV乗り換えが加速したのはテスラの台頭であろうが、電気インフラが整ったとしても、電気の供給自体がストップしたらどうするんだろう。
ことは社会問題でも環境問題でもない。日本潰しのためにやっっているだけのことだ。中国は中国で販売する車の電池は中国製のものでないといけないとした。そのため、中国嫌いのイーロンマスクは上海にテスラの工場を作った。この一例を見てもことは多分に政治的である。中国製の電池は出来が悪く事故も多いという(韓国のLGもそうらしい)。中国や韓国にとっては千載一遇のチャンスなんだろう。これは逃したくないだろうから何が何でもEV化は必至になる。
自分なりに問題は次のようになると思っている。
- 本当に地球は温暖化していてそれが問題なのかどうか。温暖化寒冷化は地球の長い歴史の中で循環している。ただその一方的な考えのみが独り歩きしているだけである。(政治的なたくらみも強い気がする)
- 光合成をする植物はCO2を酸素にしてくれて、生き物にはとってはCO2も大切である。
- 石油を礼賛はしない。あれだけ石油を掘って地球の中が穴ぼこになっていくんではないのか?そっちが気になる。
- 自動車のEV化って本当におかしな理論だと思う。ガソリンをやめて電気にするって、その電機はガソリンで作っている。インフラ整備ではなく、全部の車が(飛行機や船もそうなるんだろうな)電動化すればそれだけ電気の消費が増える。つまり発電量を増やさなければならない。原子力を否定すれば火力発電に頼らざるを得ない。つまり、石油需要は減らないのである。エネルギー保存の法則によれば送電における電気ロスによってかえってCO2が増えるだろう。
- それに最大の問題は今度はリチウム電池の破棄の方法が問題になるだろう。そういうことは一切報じてないでただガソリンエンジンを否定するというのは片手落ちである。鉛電池にしろリチウムイオン電池にしろ、蓄電の能力問題だけではない。廃棄の問題を考えると有害物質は多くなるんじゃないのか。
- とすれば一番いいのは水素エンジンになるはずだと思うがそうはならない。もしそうすれば今までのエンジン技術が使えてしまうから。そうなるとトヨタ潰し日本潰しができないから、そういう話は遡上にも上らない
- 環境問題を云々するならまずは中国の「CO2削減をする気はないがEV車は作る」という態度そのものが問題である。それを誰も言わない。