認知症 忘備録

この頃物忘れがすごく、限りなく認知症へ近づいているようで恐ろしいような気がする。ひょっとしてこのブログを書き忘れたころは認知症になっているかも。そうだとすれば認知症になるまでの一つの記録として、役に立つこともあるかもしれない。

1月2日右上犬歯の差し歯がとれてしまった。正月で病院もやってなく、取れた歯を失くさないようにとティッシュに包んで財布に入れておいた。今日歯科医院へ行くとき確認のために見たら取れた歯がない!・・・何度探してもない。もう行く時間になり、「取れた歯がないが」と電話していくことにした。なんとなくゴミ箱を見ると使ったティッシュの中に硬いものがある。開いてみると「あった」見失った歯があった。「なんでゴミ箱に?」という疑問はさておき、遅れてはいけないから出かけようとした。

すると今度は鍵がない!玄関の鍵と車のキー。ないと歯医者へも行けない。玄関も不用心である。昨日仕事から帰ってから出ていない。ということは家の中にカギはあるはずである。いつもカバンのポケット、櫓こたつ周辺、ブレザー・コート・ズボンのポケット類思いつくところは全部何度も探した。でもない。時間は過ぎている。車のスペアーキーは何とか探し当てた。結局部屋のキーは見つからず開けたまま出かけた。そして歯の治療をして帰ったら12時近かった。

歯はよくなったが鍵がない。エントランスで隣家を呼び出し、エントランスを開けてもらった。部屋のキーはかかってないから中へ入れる。ちょっと一息しては見たが、鍵がないのは何とも不安だ。トイレや風呂場も見てみた。やはりない。ムムムムム・・・。ふと来ている服のポケット(パーカーだから横というより前にポケットがついている)に入っていた。なんとずっと着ていた服のポケットにあったのだ。

いつも出掛ける時はポシェットを腰に巻いて出かける。必要なスマホ・ハンカチ・ティッシュ・薄い文庫本・そして財布にカギを入れている。これで最低限のものは事足りる。たいていそこに入れているが、会社へポシェットで出かけることはないのでここだけルーティンが変わる。そうなると今日みたいなことになるようだ。

対応策は予備用の鍵の置き場を決めておくことだが、その予備用の家の鍵が見当たらない。今年初の最悪物忘れ。まだまだ続きそう。