EV車

「CO2が増えすぎて地球温暖化になり(これは嘘。太陽の活動の影響が原因だと思う)、自動車はEV化しなければならない」というのはほぼ当たり前になっており、世界中がそれに向かってまっしぐらの様相である。ことはVWが(安い人件費と市場を求めて)中国へ進出した頃から、先進諸国が後追いしたような記憶だ。ロシアも北朝鮮も同じだが独裁国家というのは労働力も国が管理できる。先進諸国は利用したつもりでいつの間にか(多分スパイによって)先進諸国をも牛耳るようになってきた。CO2排出は中国がダントツ1位であるとはあまり言わない。なぜか?

赤い思想が、何とかという少女を操って、パリ協定とかでCO2削減を言い出して、日本の自動車産業つぶしを企てた結果がEV万能的な思想を生み出しただと思う。自動車生産の技術はたぶんに(半導体以上に)手ごわかったのでしょう。ホイールインモーターができればエンジンなどとは比べ物にならぬくらいに、安価にお手軽に自動車ができてしまう。そこに目を付けたのがイーロンマスクであり中国である。しかし大容量バッテリーの取り扱いの難しさ(充電時間、発火の危険と消化の難しさ)と、そもそも電気を作るときのCO2排出量について誰も何も言わないという不思議さ。

しかしここにきて電気スタンドの普及の問題と、電気不足という問題に直面することになった。時間がかかるというのも普及すればするほど大問題になる。VWの新CEOが何やらEV化に疑問の声を発しだした様だ。労働組合との問題とのことでもあるようだが、石油不足に対し石炭火力電気の話まで出ているようだ。ことは燃料(石油対電気)に対し、EV車そのものへの疑問がやっと理解され始めたようだ。バッテリー火災はセル数が増えるに従い消火が困難という問題をも生み出した。ぼくはトヨタを好きになれないのだが、ホンダが2040年にEV化するというのは信じがたい出来事だった。本田宗一郎だったらこういったであろう。電気を発電してスタンドへ送り車にチャージして使えば必ず送電ロスが起きる。それに発電するために石油を使っていたらCO2排出は逆に増える。こんな簡単な理屈もわからずに何が環境だ!と言ってくれるだろう。石油は輸送費はかかるが、そうした伝送ロス、電池という重量物を背負って走る負荷、廃棄時のCO2排気(または有毒ガス?)などをちゃんと考えているのか全く分からない。温暖化とCO2の2語に踊らされ続けているとしか思えない。車からの排気はなくなっても電気を作るときの排出・排気問題は何ら考慮されていない(ように)思える。原子力放射能問題でダメとか言って、太陽光や風向発電がエネとか言っているが、太陽光発電が山の自然を破壊していることはご存じなんでしょうかね。それに、自然ってCO2を光合成して酸素を作っていてくれることはご存じなんでしょうか。もう全く理解できません。COPって科学者はいないんですかね。政治屋集団の集まりの中に詐欺師がいるみたい?